エピソード3までの情報と小冊子から推理してみる。以下の内容は、前回の『うみねこのなく頃に エピソード2考察(ネタバレ)』を踏襲する。
・ルール
前回の考察に修正が必要となる新情報は特にない。
ラムダデルタはベアトリーチェを惨めな存在と言ったが、ベアトリーチェ=『魔女伝説連続殺人事件』という考察が正しければ、数年も経てば大多数の興味からは失せるという意味で、惨めな幻想であるという評価も納得がいく。
小冊子ではベアトリーチェが持つゲームプランナーとしての能力が強調されていた。ここでベルンカステルが語りかけている『貴方』とは、作者である竜騎士07氏を指すのか。
前提として竜騎士07氏は読者を『陶然とさせる』ミステリ的トリックを発明するタイプではない。ただし『斜め上の設定を夥しい文章量で納得させる』技術には長けている。ベアトリーチェも基本的には、過大な状況描写で煙に巻く戦法である。エピソード2以降は『手段が目的に変わる』傾向が著しくなり、本筋と無関係な状況描写が増えた。魔法バトルの類は言うに及ばず、エピソードによって戦人以外の人物描写に数えきれないほどの矛盾があるのは、それが理由。
後付け設定さえ自由であるかのような恫喝が小冊子でされていたが、赤字ルール等は守られると断言できる。ベアトリーチェにとって致命的な一手は『物語を読むのを拒否される』こと。作者への不信が臨界に達したとき、メタ戦人やプレイヤーはその手を差す権利がある。メタ戦人が膝を抱えてそっぽを向いたとき、ラムダデルタやベアトリーチェは婉曲な媚態を尽くしてゲームに戻そうとした。ベアトリーチェがいかに悪態をつこうと、最終的な読者側の優位は揺らがない。つまるところ、読者に見捨てられると困るので、ゲームプランナーはルールに則って物語を創らなくてはならない。
・ロノウェ
彼の登場が後付け設定でないことは、呂ノ上源次との名前の対比から明白である。
悪魔学によると、召喚者に忠実な使用人を与え、敵対する者に好意を生じさせる力をもつとされる。ソロモン72柱の序列27位で、19の歩兵隊を指揮する悪魔。ちなみにほぼ同格のソロモン72柱序列32位はアスモデウスだが、後述する通り、本作品に登場するアスモデウスがこれを示しているわけではない。
・煉獄の七姉妹
ロノウェは悪魔学に準拠したキャラクターだが、煉獄の七姉妹は超メジャー悪魔のお名前だけいただいた、ただの儀式道具。女の子に「マリア」と命名する感覚と同じ。早くもやられ役に成り下がった廉価製品。
・ワルギリア
ともあれ、エンドロールで熊沢チヨ、熊沢チエの二名が確認された。
・エヴァ・ベアトリーチェ
茶番。
・エピソード3
エピソード2で魔女に平伏したのは金蔵、源次、真里亞の三名。前回の考察にならい、これに楼座を加えた四名をベアトリーチェの幻想と考える。
冒頭の確認事項で「この島には18人しかいない」が赤字拒否されているが、金蔵の死亡描写と同時期に「この島に19人以上いない」の赤字が出されている点に注意しなくてはならない。すでに死んだ人間は員数外のため、この赤字では未知の人物Xまでは否定できない。そして南條殺しに関する赤字を考慮すると、Xの存在なしに犯行は不可能となる。このXはエピソード2に登場した金髪女である可能性が高い。
第一の晩(金蔵、源次、紗音、嘉音、郷田、熊沢殺し)。連鎖密室を製作したのは金蔵と源次。赤字拒否のやりとりから、金蔵の病死も示唆されている。
第二の晩(楼座、真里亞殺し)。絵羽と秀吉のアリバイは崩れているが、Xによる犯行が最も容易。
第四〜六の晩(留弗夫、霧江、秀吉殺し)。Xによる犯行が最も容易。前エピソードで示唆された薬物が吸引するだけで有効ならば、抵抗されることなく杭のみによる致命傷を与えることができる。ワルギリアがメタ視点で「3人には争ったか、あるいは逃げ回るかしたと思われる着衣の乱れがあります。3人の遺体は寄り添ってはおらず、犯人と遭遇後、ある程度の抵抗を試みたと推定されます」と言っているが、これは「思われる」「推定」という言葉を使った思考誘導。ワルギリアもベアトリーチェの駒だということを認識しておかなくてはならない。
第七〜八の晩(蔵臼、夏妃殺し)。強固なアリバイのある者はいない。Xを含む全員に犯行が可能。
譲治殺しはXによる犯行。ゲストハウスを密室にした外出は、魔法の関わらない範囲でどうとでも説明可能。
南條殺しはXによる犯行。
・碑文の謎
『地図からヒントが見つかる』『真里亞の名前は碑文の謎に関わらない』といったことを登場人物が言っていたが、戦人のいない場所での描写は全て捏造である可能性があるため、さしあたり筋の通っている『食堂の大テーブルとチェスプロブレム説』を前回と同じく主張しておく。
Yet Another nsdec
シナリオの再読と検証にはこのソフトが便利です。
抽出したresult.txtは、ノートパッドではなくワードパッド等で開くことをお奨めします。
・ルール
前回の考察に修正が必要となる新情報は特にない。
ラムダデルタはベアトリーチェを惨めな存在と言ったが、ベアトリーチェ=『魔女伝説連続殺人事件』という考察が正しければ、数年も経てば大多数の興味からは失せるという意味で、惨めな幻想であるという評価も納得がいく。
小冊子ではベアトリーチェが持つゲームプランナーとしての能力が強調されていた。ここでベルンカステルが語りかけている『貴方』とは、作者である竜騎士07氏を指すのか。
前提として竜騎士07氏は読者を『陶然とさせる』ミステリ的トリックを発明するタイプではない。ただし『斜め上の設定を夥しい文章量で納得させる』技術には長けている。ベアトリーチェも基本的には、過大な状況描写で煙に巻く戦法である。エピソード2以降は『手段が目的に変わる』傾向が著しくなり、本筋と無関係な状況描写が増えた。魔法バトルの類は言うに及ばず、エピソードによって戦人以外の人物描写に数えきれないほどの矛盾があるのは、それが理由。
後付け設定さえ自由であるかのような恫喝が小冊子でされていたが、赤字ルール等は守られると断言できる。ベアトリーチェにとって致命的な一手は『物語を読むのを拒否される』こと。作者への不信が臨界に達したとき、メタ戦人やプレイヤーはその手を差す権利がある。メタ戦人が膝を抱えてそっぽを向いたとき、ラムダデルタやベアトリーチェは婉曲な媚態を尽くしてゲームに戻そうとした。ベアトリーチェがいかに悪態をつこうと、最終的な読者側の優位は揺らがない。つまるところ、読者に見捨てられると困るので、ゲームプランナーはルールに則って物語を創らなくてはならない。
・ロノウェ
彼の登場が後付け設定でないことは、呂ノ上源次との名前の対比から明白である。
悪魔学によると、召喚者に忠実な使用人を与え、敵対する者に好意を生じさせる力をもつとされる。ソロモン72柱の序列27位で、19の歩兵隊を指揮する悪魔。ちなみにほぼ同格のソロモン72柱序列32位はアスモデウスだが、後述する通り、本作品に登場するアスモデウスがこれを示しているわけではない。
・煉獄の七姉妹
ロノウェは悪魔学に準拠したキャラクターだが、煉獄の七姉妹は超メジャー悪魔のお名前だけいただいた、ただの儀式道具。女の子に「マリア」と命名する感覚と同じ。早くもやられ役に成り下がった廉価製品。
・ワルギリア
ともあれ、エンドロールで熊沢チヨ、熊沢チエの二名が確認された。
・エヴァ・ベアトリーチェ
茶番。
・エピソード3
エピソード2で魔女に平伏したのは金蔵、源次、真里亞の三名。前回の考察にならい、これに楼座を加えた四名をベアトリーチェの幻想と考える。
冒頭の確認事項で「この島には18人しかいない」が赤字拒否されているが、金蔵の死亡描写と同時期に「この島に19人以上いない」の赤字が出されている点に注意しなくてはならない。すでに死んだ人間は員数外のため、この赤字では未知の人物Xまでは否定できない。そして南條殺しに関する赤字を考慮すると、Xの存在なしに犯行は不可能となる。このXはエピソード2に登場した金髪女である可能性が高い。
第一の晩(金蔵、源次、紗音、嘉音、郷田、熊沢殺し)。連鎖密室を製作したのは金蔵と源次。赤字拒否のやりとりから、金蔵の病死も示唆されている。
第二の晩(楼座、真里亞殺し)。絵羽と秀吉のアリバイは崩れているが、Xによる犯行が最も容易。
第四〜六の晩(留弗夫、霧江、秀吉殺し)。Xによる犯行が最も容易。前エピソードで示唆された薬物が吸引するだけで有効ならば、抵抗されることなく杭のみによる致命傷を与えることができる。ワルギリアがメタ視点で「3人には争ったか、あるいは逃げ回るかしたと思われる着衣の乱れがあります。3人の遺体は寄り添ってはおらず、犯人と遭遇後、ある程度の抵抗を試みたと推定されます」と言っているが、これは「思われる」「推定」という言葉を使った思考誘導。ワルギリアもベアトリーチェの駒だということを認識しておかなくてはならない。
第七〜八の晩(蔵臼、夏妃殺し)。強固なアリバイのある者はいない。Xを含む全員に犯行が可能。
譲治殺しはXによる犯行。ゲストハウスを密室にした外出は、魔法の関わらない範囲でどうとでも説明可能。
南條殺しはXによる犯行。
・碑文の謎
『地図からヒントが見つかる』『真里亞の名前は碑文の謎に関わらない』といったことを登場人物が言っていたが、戦人のいない場所での描写は全て捏造である可能性があるため、さしあたり筋の通っている『食堂の大テーブルとチェスプロブレム説』を前回と同じく主張しておく。
Yet Another nsdec
シナリオの再読と検証にはこのソフトが便利です。
抽出したresult.txtは、ノートパッドではなくワードパッド等で開くことをお奨めします。